☆☆☆☆★
中国は春秋時代における晋の趙一族を描いた作品。
再度読みたくなり読んでみた。
やはり面白く楽しめる。
物語は紀元前655年より始まる。
趙一族の盛衰を4編の短編で切り取っている。
宮城谷さんの作品は他も読んでいるが、
ベースとなっている中国史のスケールの大きさや著述での歴史伝承のすばらしさ、
そしてなにより哲学の浸透に感心する。
もともとベースが素晴らしいのだろうが、
このような本として成立させる作者の力量を感じさせる本。
2010-06-03 21:14
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