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牡丹酒 深川黄表紙掛取り帖(二)  山本 一力 [本 山本一力]


牡丹酒 深川黄表紙掛取り帖(二) (講談社文庫)

牡丹酒 深川黄表紙掛取り帖(二) (講談社文庫)

  • 作者: 山本 一力
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/10/15
  • メディア: 文庫


☆☆☆★★
以前、"深川黄表紙掛取り帖"も読んだのだが、大分前の事で登場人物への記憶も曖昧なまま読み進めた。
今回は、土佐の酒を江戸に広める話。

面白く読めた。
日本酒好きの私は、夜には日本酒を楽しみながら読んだ。

ただ、気になる点も少々。
味方となる人物が皆やたらと男気のある人物ばかりで、更に皆が主人公らを強力にバックアップするのに少々辟易。
これが、山本節だとはわかっているのだが・・・

この点以外は、本書に出てくる上物の辛口日本酒のように、きりりと澄んだ作品だと感じた。
タグ:山本一力
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