男の縁 (乙川優三郎自撰短篇集 (武家篇)) 乙川 優三郎 [本 乙川優三郎]
☆☆☆☆★
乙川さんの自選短編集の武家物版。
やはり素晴らしい短編の数々。
大変良い本だった。
乙川さんの作品は、このブログでは3冊しか記事にしていないが、だいたい読んでいる。
この本に収められた短編も、以前に読んだ「武家用心集 」などに収録されたものが多い。
8編中2編が単行本未収録のもの。
よって再読といった感じだが、感心する作品ばかり。
乙川さんの作品には独特な雰囲気が私には感じられる。
少し暗い情景の中、端正に情緒的に物語が描かれている。
何度も読み返したい本。
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闇の華たち 乙川優三郎 [本 乙川優三郎]
五年の梅 乙川優三郎 再読 [本 乙川優三郎]
☆☆☆★★
露の玉垣がおもしろく、やはり乙川優三郎さんの本は良い!!と思い、久しぶりに再読。
評価の高い本書ですが、やはり良い本だと思います。
ただ私には合わない短編もありました。
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露の玉垣 乙川優三郎 [本 乙川優三郎]
☆☆☆☆★
乙川優三郎さんの本は以前からよく読んでいました。
舞台は新発田藩。
私は新潟市に転勤で住んでいたので、遊びでも仕事でも新発田市へ行く機会があり、多少の土地勘がありますので、より楽しめました。
文体も好ましく、内容も良いです。
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