阿弥陀堂だより 南木 佳士 [本 南木 佳士]
☆☆☆☆☆
スカパー!で、この映画を見た。
素晴らしい映画だった。
大分前に南木佳士さんの本を読み、今一つと感じたことがあった。
そのため映画も期待していなかったのだが、私には凄く良い映画であった。
映画を見てから少したったが、原作である本書を読んだ。
良い。大変良い本だと思う。
淡々とした文章で、穏やかに物語が流れていく。
舞台である山奥の山村での時間の流れが、こちらに染みてくるようだ。
この山村は日本の原風景の一つであろうし、そこの風景や生活に憧れる。
主人公である夫妻のその後の生活や山村のその後の情景を読んでみたいと感じさせられた。
本書はお薦めできる素晴らしい本だと感じた。
以前、南木佳士さんの本で面白くないと感じたのは、どの作品だったのか。
思い出せない。本棚を探してみて再読してみよう。
タグ:南木佳士
こんにちは。久しぶりにコメントをさせていただきます。
『阿弥陀堂だより』、今週末日本に帰った時に買って来ようと思っています。南木さんが医師をされている佐久病院に来年春頃に見学に行かせてもらえるかもしれないので、少しぐらい話のネタを作っておきたいと思ったからです。映画もあるのですね。これも見てみたいです。
by Sanchai (2009-09-30 10:54)
Sanchaiさん、こんにちは。コメント有難うございます。
映画の主演は、寺尾聰と樋口可南子でした。
今回原作を読んだ訳ですが、樋口さんのイメージ通りでした。
日本的な山の映像の綺麗さが印象的です。
長野県は良いなーと改めて思います。
Sanchaiさんのブログ、よく拝見しています。
"阿弥陀堂だより"の感想も楽しみにします。
by nori (2009-10-02 08:24)